パーリーと過ごした2年間 – 思わぬ植物愛の芽生え

43歳のサラリーマン、田中です。今日は、私の人生に予想外の彩りを添えてくれたパーリーとの2年間について書いてみたいと思います。

思いがけない出会い

正直に言うと、2年前まで植物なんて全く興味がありませんでした。休日はもっぱら登山かサッカー。そんな私がパーリーと出会ったのは、行きつけの床屋さんでのこと。カットの待ち時間に店主の高橋さんと世間話をしていたら、「良かったら持って行きな」と、小さな植物の鉢を差し出されたんです。

無関心からの始まり

最初は正直、「面倒くさいな」と思いました。でも、高橋さんの熱心な様子に押されて、渋々もらって帰ることに。家に着いてから、「パーリー」という名前のアガベの一種だと知りました。 とりあえず日当たりの良い窓際に置いて、高橋さんに教わった通り月に1回程度の水やりを始めました。正直、この時点では特に愛着はなく、ただの飾りものでした。

気づかぬうちに芽生えた愛着

でも、時が経つにつれて少しずつ変化が。新しい葉が出てくるのを発見したときは、思わず妻に報告してしまいました。妻は「へぇ〜」と気のない返事でしたが(笑)。 そして気づけば、出勤前に葉の様子をチェックしたり、休日に鉢の周りのホコリを払ったりするようになっていました。いつの間にか、パーリーは私の日常の一部になっていたんです。

2年間で学んだこと

パーリーを育て始めて2年。大きな変化はないように見えて、よく観察すると確実に成長しています。新しい葉が出るたびに、静かな喜びを感じます。 植物の成長って、本当にゆっくりなんですね。でも、だからこそ毎日の小さな変化に気づけるようになった気がします。仕事の締め切りに追われる日々の中で、パーリーの姿を見ると不思議と心が落ち着きます。

これからの楽しみ

最近では、パーリー以外のアガベにも興味が出てきました。高橋さんにアドバイスをもらいながら、新しい品種を探しているところです。 妻からは「また趣味が増えたの?」とちょっと呆れられていますが、この歳になって新しい楽しみを見つけられたのは嬉しいことだと思っています。 みなさんも、思わぬところで新しい趣味に出会えるかもしれません。興味がなくても、少しだけ時間をかけてみる価値はあると思います。私のように、予想外の喜びを見つけられるかもしれませんよ。 次回は、新しく迎えるアガベの選び方について書いてみようと思います。お楽しみに!

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